創業融資コンサルとは?融資代行・融資サポートとの違い
創業融資コンサル(融資コンサルタント)とは、創業時の資金調達戦略の立案から融資申請代行・採択後の経営支援まで包括的に支援する専門家・会社のことです。単なる「書類作成の代行」にとどまらず、どの融資制度をどの順番で申請するかという融資戦略から、補助金との組み合わせ計画まで一貫してコンサルティングします。
| 確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 稼働の量 | 月あたりの訪問・打合せ回数と1回の時間。時間単価に換算して比べる |
| 業務の範囲 | 相談対応だけか、資料作成・実務代行まで含むか |
| 契約期間と解約 | 最低契約期間、中途解約の予告期間と精算 |
| 成果の測り方 | 何をもって成果とするか。成功報酬がある場合はその計算基礎 |
| 税務の扱い | 源泉徴収の要否、消費税の扱い、インボイス登録の有無 |
顧問報酬に公的な統計はありません。金額そのものより、上の5点をそろえて複数の候補を比べるほうが判断しやすくなります。
融資コンサルタントが適しているケース
・複数の融資制度(日本政策金融公庫+信用保証協会+自治体制度融資)を組み合わせたい場合
・補助金と融資を同時に活用した包括的な資金調達計画が必要な場合
・過去に融資審査で否決された経験がある場合
・業種特有の融資要件(飲食・建設・医療等)への対応が必要な場合
創業融資コンサルと認定支援機関の関係:補助金申請代行との一体サポート
創業融資コンサルタントの中でも、認定支援機関(経営革新等支援機関)として登録された融資コンサルタントは特に有用です。認定支援機関であれば、融資コンサルティングと並行して補助金申請の認定支援機関確認書を発行でき、ものづくり補助金・省力化投資補助金などの大型補助金申請代行も一体で対応できます。
認定支援機関である融資コンサルに依頼できること
融資関連
創業融資申請代行・面談対策・資金調達戦略立案
補助金関連
認定支援機関確認書発行・補助金申請代行・審査対策コンサル
経営支援
事業計画書作成・財務改善計画・補助金採択後の実績報告
創業融資コンサルタントの費用相場:顧問型・スポット型の比較
融資コンサルタントの費用は「顧問型(月額)」と「スポット型(1融資ごと)」に分かれます。長期的に複数の融資・補助金を活用する予定がある場合は顧問型が有利です。
スポット型(1融資ごと)の費用相場
スポット型 融資コンサル費用の目安
着手金
10〜30万円
成功報酬率
融資実行額の3〜6%
融資1,000万円時の合計
40〜90万円
単発での融資申請代行に向いています。着手金+成功報酬の合計が融資実行額の5〜10%に収まるコンサルタントが適正相場です。それ以上の場合は複数社から見積もりを比較してください。
月額顧問型の費用相場
月額顧問型 融資コンサル費用の目安
月額顧問料
3〜20万円
成功報酬率(顧問契約中)
融資実行額の1〜3%(スポットより低め)
補助金申請代行
顧問料に含む or 別途成功報酬5〜12%
年間複数回の融資・補助金申請を計画している場合は月額顧問型が費用対効果が高いです。融資コンサルタントが認定支援機関であれば、補助金申請代行も顧問料内でサポートしてもらえるケースがあります。