目次

認定支援機関とは?補助金申請で必要な理由・探し方・費用

申請を外部に頼む前に(公募要領の決まり)

  • 外部に頼める範囲は補助金ごとに違います。新事業進出・ものづくり補助金と省力化投資補助金の一般型は、事業計画と電子申請を申請者自身が行います。頼めるのは相談・助言です。
  • 事業承継・M&A補助金で申請内容の作成を第三者に頼めるのは、委任した行政書士に限られます。
  • 2026年1月1日施行の改正行政書士法は、行政書士でない者が名目を問わず報酬を得て書類作成を業とすることの制限を明記しました。

出典: 補助金別の決まり(2026年11月3日に確認)。応募の前に最新の公募要領を確かめてください。

申請を外部に頼む前に(公募要領の決まり)

  • 外部に頼める範囲は補助金ごとに違います。新事業進出・ものづくり補助金と省力化投資補助金の一般型は、事業計画と電子申請を申請者自身が行います。頼めるのは相談・助言です。
  • 事業承継・M&A補助金で申請内容の作成を第三者に頼めるのは、委任した行政書士に限られます。
  • 2026年1月1日施行の改正行政書士法は、行政書士でない者が名目を問わず報酬を得て書類作成を業とすることの制限を明記しました。

出典: 補助金別の決まり(2026年11月3日に確認)。応募の前に最新の公募要領を確かめてください。

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認定支援機関とは?基本的な定義

この記事の結論

認定支援機関(経営革新等支援機関)とは何か、補助金申請で必要な理由、認定支援機関の探し方・費用相場を徹底解説。ものづくり補助金・新事業進出補助金の申請代行に必須の知識(省力化補助金は確認書不要)。

認定支援機関(正式名称:経営革新等支援機関)とは、中小企業庁(国)から認定を受けた、中小企業・小規模事業者の経営支援を行う専門機関・士業のことです。2012年に施行された「中小企業経営力強化支援法」に基づき設けられた制度で、2026年現在、全国に4万機関以上が認定を受けています。

認定支援機関になれる主な機関・士業

士業

中小企業診断士・税理士・公認会計士・弁護士・行政書士

金融機関

銀行・信用金庫・信用組合・政策金融機関

商工団体

商工会議所・商工会・中小企業団体中央会

コンサル会社

経営コンサルタント会社(一定要件を満たした法人)

補助金ごとの認定支援機関の要否

認定支援機関の確認書が要るかは補助金ごとに違います。2026年11月3日に各公募要領で確かめた結果は次のとおりです。

補助金名認定支援機関の必要性
新事業進出・ものづくり補助金公募要領(第1回)に申請要件の記載なし(支援を受けたら支援者名と報酬額を記入)
省力化投資補助金(一般型)不要:確認書は申請要件ではない(支援を受けたら支援者の名称・報酬・契約期間を計画書に記載。一般型 第9回公募要領、2026年11月4日確認)
成長加速化補助金3次公募の公募要領に申請要件の記載なし
事業承継・引継ぎ補助金必要:16次公募の事業承継促進枠は確認書が必要(ほかの枠は枠ごとの公募要領で確認)
小規模事業者持続化補助金不要(商工会・商工会議所の事業支援計画書(様式4)は必要)
IT導入補助金不要(IT導入支援事業者との共同申請)

認定支援機関の探し方

認定支援機関は以下の方法で探せます。

1

中小機構「認定経営革新等支援機関検索システム」で検索

中小企業基盤整備機構の公式サイトで、地域・業種・業態を指定して認定支援機関を検索できます。

無料・公式
2

地域の商工会議所・商工会に相談

商工会議所・商工会自体が認定支援機関であるケースが多いです。まず最寄りの商工会議所に相談してみましょう。

3

顧問税理士・会計士に確認

顧問税理士・公認会計士が認定支援機関の資格を持っているケースが多いです。まず確認してみましょう。

4

補助金申請代行ナビで専門家を検索

当サイトの専門家検索では認定支援機関の資格を持つ専門家を地域・補助金別に絞り込めます。

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認定支援機関による申請代行の費用相場

認定支援機関に補助金申請代行・確認書発行を依頼する場合の費用相場です。

確認する項目見るポイント
稼働の量月あたりの訪問・打合せ回数と1回の時間。時間単価に換算して比べる
業務の範囲相談対応だけか、資料作成・実務代行まで含むか
契約期間と解約最低契約期間、中途解約の予告期間と精算
成果の測り方何をもって成果とするか。成功報酬がある場合はその計算基礎
税務の扱い源泉徴収の要否、消費税の扱い、インボイス登録の有無

顧問報酬に公的な統計はありません。金額そのものより、上の5点をそろえて複数の候補を比べるほうが判断しやすくなります。

「確認書のみ」の依頼に注意

認定支援機関確認書の発行だけを依頼し、事業計画書は自社で作成するパターンもあります。しかし確認書を発行する認定支援機関は事業計画の内容を確認する義務があるため、実質的に事業計画書の確認・添削が必要になります。「確認書だけ安く発行してほしい」という依頼には応じない機関も多いため注意が必要です。

認定支援機関を賢く活用する方法

認定支援機関を最大限活用するためのポイントをまとめます。

認定支援機関活用のポイント

1. 早めに相談する:公募開始前から事業計画の相談を始めることで、より充実した計画書を作成できます。
2. 補助金の専門実績を確認する:認定支援機関でも得意分野があります。申請する補助金の実績がある機関を選びましょう。
3. 顧問税理士と連携する:認定支援機関である顧問税理士に依頼すると、財務面の計画書作成から確認書発行まで一貫して対応できます。
4. 採択後の事業フォローも依頼する:実績報告書・進捗確認まで一貫してサポートしてくれる機関を選ぶと安心です。

専門家検索で認定支援機関の資格を持つ専門家を探したり、無料相談から補助金申請のご相談をお寄せください。

認定支援機関を選ぶ際の注意点

認定支援機関選びの注意点

1. 認定番号を確認する:名乗っているだけで実際に認定を受けていない業者もいます。中小機構の検索システムで認定番号を確認しましょう。
2. 申請補助金の実績を確認する:認定支援機関であっても申請する補助金の実績がない機関もあります。補助金別の実績を必ず確認。
3. 費用の透明性を確認する:確認書発行のみの費用、事業計画書作成費用、成功報酬を明確に提示してもらいましょう。
4. 採択後サポートの範囲を確認する:実績報告・確定検査対応まで含まれるか事前に確認。

補助金申請代行全般の選び方は補助金申請代行おすすめの選び方もご参照ください。

よくある質問(FAQ)

A2026年現在、認定支援機関は全国に約4万機関以上あります。中小企業診断士・税理士・公認会計士・銀行・信用金庫・商工会議所など多様な機関が認定されています。
Aはい、確認書は申請者(中小企業・小規模事業者)が認定支援機関に依頼して発行してもらい、申請書類に添付します。認定支援機関が直接申請機関に提出するのではなく、申請者が一連の手続きを行います。
A確認書が要る補助金で顧問税理士が認定支援機関でない場合は、別の認定支援機関に確認を頼みます。顧問税理士と認定支援機関が別々でも申請は可能です。
A確認書の発行だけを頼み、申請書類は自社で作成することはできます。事業計画を申請者自身で作る決まりの補助金もあります。ただし認定支援機関は確認書発行の前提として事業計画の内容を確認する必要があるため、実質的に計画書の添削指導も含まれます。費用は申請フルサポートより低くなりますが、事業計画書の質は確保する必要があります。
A申請ごとに異なる認定支援機関を選ぶことは可能です。ただし採択後の実績報告フォローなど継続的なサポートが必要なため、信頼関係を築ける認定支援機関を長期的に活用することが推奨されます。
A認定支援機関の申請サポートは審査対策に貢献することが多いです。特に事業計画書の質が審査で重視されるものづくり補助金・新事業進出補助金では、専門家のアドバイスが採択率に有意な差をもたらすと言われています。ただし採択を保証するものではありません。
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本記事の監修

齊木祐介(ASI株式会社 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:ASI株式会社)。

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