税理士に創業融資の申請代行を依頼するメリット
創業融資の申請代行を税理士に依頼する最大のメリットは、財務書類の作成と融資申請を一体で対応してもらえることです。日本政策金融公庫の創業融資審査では、事業計画書・資金計画書・収支計画書などの財務的な書類が重視されますが、税理士はこれらの作成のプロフェッショナルです。
税理士への創業融資依頼の主なメリット
・試算表・資金繰り表・収支計画書など財務書類の品質が高い
・顧問税理士であれば会社の財務状況を熟知しているため申請書類の精度が高まる
・日本政策金融公庫の融資審査で重視される「数字の根拠」を説明できる
・認定支援機関(経営革新等支援機関)として補助金申請の確認書発行も可能
・融資実行後の税務処理・節税との一体管理ができる
税理士に創業融資を依頼する費用相場
税理士への創業融資申請代行の費用は、着手金と成功報酬の組み合わせが一般的です。顧問税理士がいる場合は顧問料に含める形で対応してもらえるケースもあります。
税理士の創業融資代行費用(一般的な相場)
| 費用項目 | 備考 |
|---|---|
| 着手金 | 書類作成・面談対策の初期費用 |
| 成功報酬 | 他の専門家と比べて低め |
| 顧問税理士への依頼(顧問料込み) | 既存顧問なら費用が抑えられる場合あり |
| 税務申告との一体依頼(設立初年度) | 設立直後は一体依頼が効率的 |
金額は事業の規模・仕様・地域によって変わります。公表された統計はないため、各社・各機関の見積りや公表資料で確認してください。
顧問税理士への依頼が有利なケース
すでに顧問税理士がいる場合、財務状況・事業実態を熟知しているため、融資申請書類の品質と作成スピードが上がります。顧問料に含む形で融資申請サポートを依頼できる事務所も多く、追加費用が最小限に抑えられます。
税理士と他の専門家の費用比較(融資1,000万円の場合)
| 確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 稼働の量 | 月あたりの訪問・打合せ回数と1回の時間。時間単価に換算して比べる |
| 業務の範囲 | 相談対応だけか、資料作成・実務代行まで含むか |
| 契約期間と解約 | 最低契約期間、中途解約の予告期間と精算 |
| 成果の測り方 | 何をもって成果とするか。成功報酬がある場合はその計算基礎 |
| 税務の扱い | 源泉徴収の要否、消費税の扱い、インボイス登録の有無 |
顧問報酬に公的な統計はありません。金額そのものより、上の5点をそろえて複数の候補を比べるほうが判断しやすくなります。
税理士への依頼は、他の専門家と比較して費用が抑えられる傾向があります。特に顧問契約がある場合は、全費用が最安になるケースが多いです。
認定支援機関を兼ねる税理士への依頼:補助金との一体サポート
税理士の多くは認定支援機関(経営革新等支援機関)として登録されています。認定支援機関を兼ねる税理士への依頼では、創業融資の申請代行と補助金申請の認定支援機関確認書の発行を一体で依頼できます。
認定支援機関を兼ねる税理士に依頼できること
融資申請代行
日本政策金融公庫・信用保証協会・自治体制度融資
補助金申請サポート
認定支援機関確認書発行(ものづくり補助金・省力化補助金等)
財務支援
試算表・資金繰り表・収支計画書の作成、節税計画
補助金申請では認定支援機関の確認書が申請要件となるものがあります(ものづくり補助金・新事業進出補助金等)。顧問税理士が認定支援機関であれば、別途認定支援機関を探す手間が省けます。認定支援機関の選び方を詳しく読む