補助金の併用:原則と例外
この記事の結論
補助金の併用・同時申請の可否、複数補助金を組み合わせて活用する方法を解説。ものづくり補助金+IT導入補助金など具体的な組み合わせ例、補助金と助成金の同時活用の注意点も紹介。
補助金の併用(複数の補助金への同時申請・同時受給)は同一経費への重複計上を禁止しているケースが多いですが、異なる経費・異なる事業への補助金を組み合わせることは可能です。
補助金併用の基本ルール
原則NG:同一の設備・経費に対して複数の補助金・助成金を受給すること(重複補助)
原則OK:異なる設備・経費に対して異なる補助金を申請・受給すること
確認必須:各補助金の公募要領に「他の補助金等との併用」に関する規定があるため、必ず確認する
補助金の組み合わせ活用例
| 組み合わせ | 可否 | 注意点 |
|---|---|---|
| ものづくり補助金+IT導入補助金 | 可能(異なる経費) | 設備投資にものづくり、ITシステムにIT導入を使用 |
| 省力化補助金+業務改善助成金 | 可能(異なる目的) | 設備と賃金引上げが目的が異なる |
| 持続化補助金+地域補助金 | 要確認(重複の可能性) | 経費の重複がないか確認が必要 |
| 同一設備への2つの補助金 | NG | 同一経費の重複補助は禁止 |
補助金と助成金の同時活用
補助金(経産省系)と助成金(厚労省系・雇用保険財源)は財源・目的が異なるため、同時活用が可能です。ただし同一経費への重複計上は禁止されています。
補助金+助成金 同時活用の例
パターン1:省力化補助金(設備費)+キャリアアップ助成金(雇用改善)
→設備投資と従業員の正社員化を同時に行い、それぞれの補助・助成を受給
パターン2:IT導入補助金(ITシステム費)+人材開発支援助成金(IT研修費)
→ITシステムの導入費と従業員への研修費をそれぞれ異なる制度で補助
助成金については社労士に補助金申請代行を依頼するメリットもご参照ください。